
鹿島鉄道では、かつては国鉄常磐線から石岡経由で貨物列車が乗り入れていました。
貨物輸送の末期は、百里基地に近い榎本駅までジェット燃料を輸送するタンク車が一日2往復運行されていましたが、以前は沿線の農産物や生活物資なども輸送していたようです。
燃料輸送は鹿島鉄道にとって貴重な収入源だったようですが、諸事情でトラック輸送に切り替えられ、これが最終的に鉄道輸送の廃止という決定に繋がったという見方もあります。

終点鉾田駅の駅舎です。
廃止の可能性が濃厚となってきてから、地元の高校生達による存続要望の活動が活発になりました。
活動が始まった頃から、廃止の方針を撤回させる影響力は殆ど無いという厳しい指摘もありましたが、結果はともかく自家用車依存の強い地域で、若者達が交通機関の必要性を考える機会をもった事は決して無駄ではなかったのではないでしょうか。